ガレリア・イスカ通信

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2011年 07月 23日

大橋歩展案内状「大橋歩の仕事 as life展」(2011)

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過日、三重県立美術館で開催された「大橋歩-Fashion as Life/ Life as Fashion」展に行った際に、伊賀市の山中にある“ギャラリーやまほん”で行なわれた「大橋歩の仕事 as life」展の案内状をいただいてきた。イラストレーターだとばかり思っていたが、最近は挿絵の原画として銅版画も制作しているらしい。それもソフトグランド・エッチングだとか。他にもそんな仕事をしている女性作家がいるが、そんな些細なことに気を取られていては、頭から湯気が上がらない日が無くなってしまう。みんな食うために生きているのだ、生きるために食べるのではない。

ところで、三重県立美術館が毎月第三日曜日入館無料であることはご存知だろうか。県民サービスのために実施しているのだが、他府県の人間は有料じゃ!なんて狭い了見をかざすようなことはない。堂々と、いや有難く入館させていただけばよい。こんなサービスがあっても、三重県民はほとんど近寄らないし、“ええじゃないか、ええじゃないか”と、お伊勢参りの帰りにでも立ち寄る人がいるかと思えば、さもあらず。企画展であっても、ゆったりと観覧できるし、場合によっては貸切状態に近い贅沢を味わう事さえ可能である。三重県民は美術館などで心の乾きを癒すよりも、きっともっと素敵な場所を知っているのだろうから、三重近隣にお住いの方は一度、第三日曜日にお出かけなすってみては如何だろうか。

独立法人化が進んで美術館も最近はお洒落スポットとしての魅力をアピールするようになってきたが、画廊ひとつ無い田舎でむさ苦しい学生生活を送っていた頃、年に一二度、陸蒸気に乗って上洛、岡崎公園にある京都国立近代美術館で展覧会を堪能した後、大人びた人たちが集うティールームで、そわそわと回りを気にしながら御茶するのが、この上なく贅沢に思えた。しかしティールームに行ったついでに展覧会を観た、という話は有り得なかった。最近は田舎にもそんな“お洒落”さを売り物にするなギャラリー(画廊ではない)が幾つも出来て、うら若き乙女たちの人気を集めているらしい。しかし中にはギャラリーが主なのか、併設の喫茶やショップが主なのか分からないものもある。いやそんな些細なことに気を取られていては、頭から湯気が上がらない日が無くなってしまう。みんな食うために生きているのだ、生きるために食べるのではない。

●作家:Ayumi Ohashi(1940-)
●種類:Announcement
●サイズ:2101x101mm
●技法:Offset
●発行:gallery yamahon, iga
●制作年:2011
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by galleria-iska | 2011-07-23 21:01 | 案内状/招待状関係 | Comments(0)


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