ガレリア・イスカ通信

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2011年 11月 14日

ケストナー協会発行のポスター目録「Kunst im XX. Jahrhundert」(1982)

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ユーゲントシュティール様式の建物に置かれたケストナー協会(Kestner-Gesellschaft )は、ドイツ北西部に位置するニーダーザクセン州(Land Niedersachsen)の州都であるハノーヴァー(ハノーファー)にあるドイツ最大規模の芸術協会で、第一次世界大戦最中の1916年に設立された。この美術館では現代美術において常に先鋭的な仕事をする作家に注目し展覧会を企画しており、1920年にパウル・クレー、1923年にワシリー・カンディンスキーとエル・リシツスキー、1924年にはハノーヴァー出身のクルト・シュヴィッタースの展覧会を開催している。第二次世界大戦中は閉館を余儀なくされるが、1948年に再開。1952年と56年にミロの回顧展を開催、1960年のジャン・デュビュッフェ、1962年のタピエスの回顧展に続き、1963年には独自の抽象絵画を構築しヨーローッパで高いを評価を得た菅井汲の回顧展を開催している。1965年にはマルセル・デュシャンの回顧展(ミラノのシュワルツ画廊が企画したヨーロッパ巡回展)とホルスト・ヤンセンの回顧展を開催。協会では展覧会図録とともに告知用のポスターを制作・販売しており、出品作品を用いた複製ポスターが中心だが、ヤンセンのように作家が展覧会用にデザインしたオリジナルポスターも作られている。1982年度版の目録の表紙に使われているのは、1981年9月に開催されたウォーホルのドイツ初の回顧展「Andy WArhol: Bilder 1961 bis 1981」のポスターで、当時の価格は5ドイツマルクだったと思う。現在発行されているポスターの価格は一律3ユーロ、サイン入りのものは25ユーロである。この目録は、ホルスト・ヤンセンのポスター(Meyer-Schomann 16)を手に入れたくて取り寄せたのだが、さすがに1960年代のポスターは一枚も残っていなかった。

●種類:Catalogue
●サイズ:210x101mm
●技法:Offset
●発行:Kestner-Gesellschaft Hannover
●発行年:1982

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by galleria-iska | 2011-11-14 20:37 | その他 | Comments(0)


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