ガレリア・イスカ通信

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2014年 09月 09日

キース・ヘリングのカバー・アート「Emanon: The Baby Beat Box」(1986)

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キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)のアートワークのひとつとして注目されつつあるレコードのカバーアートであるが、周知のように、1980年代にブレイクダンスやスケートボード、グラフィティと並んで、ストリートカルチャーのひとつとして若者の支持を得たヒップ・ホップのミュージシャンと交流を持ったことが、このジャンルへの道を開いた。今回取り上げるのは、ヘリングがカバーアートとレタリングを担当した「Emanon: The Baby Beat Box」。このレコードは、1970年代から活動を行なっているラップ・ディスク・ジョッキーで音楽プロデューサーのアフリカ・イスラム(Afrika Islam )ことチャールズ・アンドレ・グレン(Charles Andre Glenn, 1967-)のプロジェクトであるエマノン(Emanon ← no name)の12インチEPレコードとして1986年にリリースされたもので、トラックやスクラッチなどの演奏部分はイスラムが制作し、そこにゲストラッパーのアイス・Tやメリー・メルなどがヴォーカリストとして参加している。ヘリングは、ヒップホップのアイコン的イメージとして、ヒップ・ホップには欠くことの出来ない大きなステレオ・ラジカセの頭をした人物がブレイクダンスを踊る姿を描いている。手元にあるのはシュリンクラップが未開封のもので、年月日(8 3-87)と価格($7.99)を記したシールが貼られている。

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図版:ヘリングによる「ザ・ベイビー・ビート・ボックス」のカバー・アート

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Cover Art
●サイズ:313x313mm
●技法:Offset lithograph
●レーベル:Pow Wow Records(PW 7403)
●発売:Pow Wow Records Inc., New York
●制作年:1986

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by galleria-iska | 2014-09-09 20:02 | キース・へリング関係 | Comments(0)


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