ガレリア・イスカ通信

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カテゴリ:キース・へリング関係( 63 )


2014年 06月 05日

キース・ヘリングの紙袋「Pop Shop Paper Bag(Yellow, Large)」(1986)

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少し前にキース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)のポップ・ショップで使われていた“黄色の紙袋”(ミディアムサイズ)を取り上げたが、今回、運良くラージサイズのものが手に入った。前にも書いたが、ミディアムサイズものは、イメージ部分が小さく、紙袋を空間と見た場合、バランスを欠いているように思えたのだが、ラージサイズの方は、白い紙袋と同じような比率となっており、黄色の紙袋全体の問題ではなかったようだ。そもそも紙袋は宣伝を兼ねた消耗品として使われたものであるから、商品と比べれば、若干雑になっても仕方のないことかもしれない。ただ、染色と色インクによる印刷がなされた黄色の紙袋は、コスト的には、例えばピンバッジ一個に一枚では割に合わない場合も出てくるのではないだろうか。その辺も白い紙袋への変更の要因のひとつとなったかもしれない、と勝手に推測するのだが。

そのへんの事情はさて置き、今ではその役割を終え、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol, 1928-1987)が1966年にボストンの現代美術館(The Institute of Contemporary Art)での展覧会の際に告知用のポスターとして制作したキャンベルスープ缶のイメージを刷り込んだショッピングバッグ(Campbell's Soup Can on Shopping Bag 1966)と同じように、紙袋をひとつのマルティプル・アートとして見ることが出来る。コレクターにとってはその評価の行方も気になるところであろう。ウォーホルのショッピングバッグについて云えば、マルティプル・アートが未だ一般に浸透していなかった1980年代の前半はまだ5ドルほどで手に入れることが出来たのだが、今では2000ドルは下らない。その段で云えば、現在10ドルぐらいで手に入るこの紙袋もいずれ...と、つい欲の皮が突っ張ってしまうが、今でもこんな低予算でヘリングのオリジナルを手に入れることが出来るのだから、アートを気軽に手元に置いて愉しむという、へリングの意志を尊重するなら放っておく手はない。是非お勧めしたい。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Paper bag
●サイズ:390x303mm
●技法:Silkscreen
●発行:Keith Haring
●制作年:1986
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Pop Shop Paper Bag(Yellow, Medium), 1986
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by galleria-iska | 2014-06-05 18:25 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2014年 04月 21日

キース・ヘリングの紙袋「Pop Shop Paper Bag(Yellow, Medium)」(1986)

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1999年に亡くなった世界屈指のバッジ(Buttons)コレクター、マーシャル・レヴィン(Marshall Levin)が所蔵していたキース・ヘリング(Kieth Haring,1958-1990)のポップショップ(Pop Shop)の紙袋。通常見かけるのは白い紙袋であるが、この紙袋にはオレンジ色に染色された用紙が使われ、シルクスクリーンによる印刷にはブルー・グリーン系のインクが使われている。サイズは白い紙袋のミディアムサイズにあたる296x216mm。

興味深いのは、レヴィンが紙袋の裏側に“6/1986”と入手時期をメモ書きしていることだ。1986年6月といえば、ポップショップの開店(1986年4月19日)からまだ日も浅く、グリニッチ・ヴィレッジ (Greenwich Village) に居を構えていたレヴィンが、ヘリングのバッジを購入するためにソーホーにあったポップショップに足を運んだとしても不思議ではない。が、注目すべきは、このメモ書きが、この紙袋がポップショップの初期に使われたものである証となっている点である。この紙袋には、ビニールバッグと同じイメージが使われているが、レイアウトと配色がデザインを学んだヘリングの意図するものであったのか疑問が残る。白い紙袋と並べてみると判るのだが、この紙袋の方がイメージが若干小さい。その僅かな差でもイメージがずっと小さく見えてしまうのだが、さらに地のオレンジ色が強過ぎて、イメージが背景に沈んでしまい、ポップショップの顔として描かれたイメージをインパクトのないものにしてしまっている。それが理由で白い紙袋に変更あるいは統一されたのだとしたら、この紙袋の使用期間は1986年のごく一時期に限られることになり、もしそうであれば、紙物マニアの心をくすぐるものになると思うのだが...。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Paper bag
●サイズ:296x216mm
●技法:Silkscreen
●発行:Keith Haring for Pop Shop, New York
●制作年:1986
●来歴:Excollection Marshall Levin(19??-1999)
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by galleria-iska | 2014-04-21 19:29 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2014年 03月 18日

キース・ヘリングのアーティスト・ブック「Keith Haring」(1982)

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キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)は1982年、ニューヨークのトニー・シャフラジ(Tony Shafrazi Gallery, New York)で個展を開催し一躍脚光を浴びる存在となるが、その前年に "Beards Fund"という基金からの資金援助を受け、1980年から1981年にかけて制作したモノクロのドローイングをまとめたブックレット・タイプのドローイング集を"Appearences Press"名義で出版している。ヘリングはそこでその後の主要なイメージとなる人、犬、空飛ぶ円盤、ピラミッドなどを、現代社会における性や暴力、テクノロジーの有様と絡めながら、漫画的な構成を用いて描いているのだが、全体を通して見ると、ヘリングの宗教的認識、もしくは宗教観を示すような何らかの啓示的内容を含んだ物語に仕立てられているように見える。

今手元にあるものは1982年に刊行された第二版で、現代美術の版元で1981年にヘリングが参加したグループ展を開催したブルック・アレクサンダー画廊(Brooke Alexander, Inc., New York)が資金協力に加わっている。ヘリングの年譜には、1981年の自主出版のものについては記載がなく、第二版が刊行された最初の作品集『Drawings: Keith Haring– Appearances Press』として紹介されている。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Artists' book
●題名:Keith Haring(2nd edition)
●サイズ:140x110mm
●技法:Offset
●発行:Appearances Press, New York
●制作年:1982

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第二版のタイトルページ
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初版のタイトルページ(部分)







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by galleria-iska | 2014-03-18 18:56 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2014年 01月 18日

キース・へリングのビニールバッグ「Pop Shop Plastic Bag(type2)」(c.1987)

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前に一度色違いのものを取り上げたことがあるが、キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)がポップショップ用にデザインしたビニールバッグの別ヴァージョン三種類の内のひとつ。このビニールバッグ、ヘリングの版上サインのあるイメージ(表?)は、1987年の年記のあるポップショップ・東京のビニールバッグのデザインを転用したものであるが、こちらにはオリジナル・デザインを示す著作権マークがなく、画面の収まりも窮屈に感じられるので、ヘリング自身がデザインしたものか疑問が残る。製造元はオリジナル・デザインのものと同じ《PAK 2000》。

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ポップショップ・東京のビニールバッグ(裏)

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●題名:Pop Shop Plastic bag
●サイズ:484x425mm
●技法:Silkscreen
●製造:PAK 2000, New Hampshire
●制作年:c.1987
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ビニールバッグを製造した《PAK 2000》は、1972年にスイスの大手の包装用容器メーカーによって設立されたビニール製の買い物袋の製造メーカー。紙製の買い物袋や包装箱の製造も行なっており、顧客には世界的なブランドが名を連ねている。
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by galleria-iska | 2014-01-18 15:42 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2014年 01月 11日

キース・ヘリングのスケートボード「Skateboard(2)」(1986)

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キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)がポップショップ用にデザインしたスケートボード・デッキ(Skateboard deck)。死の象徴である骸骨の頭から生えた二匹の大蛇が如きドラゴンに喰われたり業火に焼かれる姿を描いたこの作品、デッキの上部には死に囚われた人間の霊魂が肉体を離れる姿が描かれ、デッキ下部には、ヘリングの出自を仄めかすピューリタンの墓に描かれる“翼を持つ頭蓋骨”が描かれていることから、天国、地獄、そして魂の救済を表したキリスト教な図像とも取れるが、“自分は死すべきものである”ことを思い起こさせるための警句として使われるメメント・モリ(Memento Mori)をモチーフにしているのではないかと思われる。そしてそれはペストの流行による死の恐怖を前に人々が半狂乱になって踊り続けるという中世ヨーロッパの死生観を示した寓話『死の舞踏(La Danse Macabre)』のように、当時、死の病とされたエイズと隣り合わせで生きる現代人の恐怖を背景にしたヘリング自身の偽らざる心境(死生観)を反映したものであり、数年後に自らに訪れる運命を予感しているかのようでもある。

ストリート・カルチャーを代表するスケートボードのデッキの裏側に描かれたこの図像、乗り手がジャンプしたほんの一瞬だけ見えるのだが、その刹那、生と死はいつも隣り合わせであることを思い起こさせる“死を思え”が示されるのである。

このイメージを用いたクラシックタイプのデッキも存在しているが、詳細についは不明である。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Skateboard
●サイズ:790x200mm
●技法:Silkscreen
●発行:Kieth Haring
●制作年:1986
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by galleria-iska | 2014-01-11 12:07 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2013年 11月 29日

キース・ヘリングのスケートボード「Skateboard(1)」(ca.1988)

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                                     ボトム(裏側)

キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)は1988年頃、ポップショップを開店した1986年に設立されたニューヨーク・シティ・スケートボード社(New York City Skateboards, Inc.)の依頼で、デッキ(表側)用のグラフィックのデザインを行なっており、このイメージは、以前このブログで取り上げたステッカーにも使われている。同社の設立メンバーによれば、スケートボードは200台ほど作られ、その多くをニューヨーク・シティ・スケートボード社が販売、残りをヘリングの財産管理財団が購入したとのことである。ポップショップのサイトでは50ドルで販売されていたように記憶する。

このボードとは別に、ヘリングは1986年のポップショップの開店に伴い二種類のスケートボードのボトム(裏側)のグラフィックをデザインしているが、そのうちクラシックタイプのボードを使ったものには、このボードと同じイメージが使われている。ボードには木地と白塗りの二種類のタイプがあり、イメージも配色変えたものが幾つか存在している。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Skateboard
●サイズ:787x197mm
●技法:Silkscreen
●限定:200
●発行:New York City Skateboards, Inc.
●制作年:ca.1988
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                                      デッキ(表側)
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by galleria-iska | 2013-11-29 18:04 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2013年 11月 09日

キース・ヘリングのマルティプル「Inflatable Baby」(1985)

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現代美術のひとつのジャンルとも言えるマルティプル・アート(=マルティプルズ)について、ケーキやアイスクリームなどの食べ物や、鋏やノコギリといった道具など、日常目にする物を巨大化した彫刻として提示するスウェーデン生まれのアメリカ合衆国の彫刻家クレス・オルデンバーグ(Claes Oldenburg, 1929-) は、1991年に行なったの自身のマルティプルの展覧会の図録「Claes Oldenburg: Multiples in Retrospect 1964-1990」(157pp. 310x240mm. Rizzoli International Publications, Inc, New York, 1991)の中で、 "(Muliples) is understood to refer to a small sculpture produced in a relatively large edition"と定義しているが、彫刻やグラフィックとの境界が曖昧なところがあり、マルティプル・アートを成立させる要件として、三個以上とされる限定数についても明確な既定があるわけではない。それよりもその制作意図の方が重要であろう。自らの運営するポップ・ショップで数多くの“グッズ”を販売したキース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)であるが、そのうち幾つかについては、マルティプル・アートとして現代美術の画廊でも取り扱っているところがある。このブログでも取り上げた“AM-FMラジオ”や“コンドーム・ケース”がそれだが、なかでもビニール製の玩具として作られた“光り輝く赤ん坊(Radiant Baby)”は、現代美術のオークションに登場するまでになっている。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Multiple(Plastic object)
●題名:Inflatable Baby
●サイズ:800x500mm
●発行:Keith Haring
●制作年:1985
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「Inflatable Baby」が入れられた紙製の箱のパッケージデザインもヘリングが行なっており、へリングが描いたドローイングはシルクスクリーンで印刷されている。オリジナル版には、側面のひとつにヘリングのレタリングで"Made in Taiwan"と記されているが、後に作られたレプリカでは"Made in USA"となっており、大きさも異なっている。白地の他に、赤地のものも作られている。「Inflatable Baby」についても、オリジナル版には空気注入口の周りに"©1985 K.HARING MADE IN TAIWAN"の文字が浮き彫りされており、レプリカと区別することができる。
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「International Index of Multiples - from Duchamp to the presen」と題されたこの作品目録は、1992年に東京・青山に建の複合文化施設ワコール・アート・センター(Wacoal Art Center)のスパイラル(Spiral )で開催されたマルティプル・アートの展覧会「Three or More - Multiplied art from Duchamp to the present」に合わせてドイツの出版社《Verlag der Buchhandlung Walter Konig, Köln, 1993 》から刊行されたもので、デュシャン以降の2500点のマルティプル・アート作品が収録されている。そのカバーに使われている展覧会場を撮った写真には、ヘリングの「Inhflatable Baby」も写っている。この展覧会が開催された1992年は、バブル崩壊後の個人消費の伸び悩みから景気が下降線をたどり始め、不良債権化した美術品の処理に手を焼く金融機関が話題になったりした頃であるが、創作活動の視野を拡げる画期的な展覧会であったのではないかと思う。その当時は未だ、フランス語を語源とする“オブジェ”では捉えきれない作品の出現により使われるようになった、マルティプル・アートの概念は広まっておらず、ことへリングに関しては、単なる“グッズ”としてしか捉えられていなかったように思う。「Inflatable Baby」を知ったのは、バブルの頃で、美術書を専門に扱うアメリカの古書店から送られてきた販売目録に小さな彫刻として紹介されていた。確か500ドルというような価格が付けられていたように記憶する。写真は掲載されておらず、説明文だけであったが、かえって想像力を掻き立てられ、すぐに注文を出したのだが、既に売れていた。

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by galleria-iska | 2013-11-09 18:15 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2013年 10月 19日

キース・ヘリングの紙袋「Pop Shop Tokyo Paper Bag」(1987)

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南青山にあったポップショップ・東京には、オン・サンディーズを訪ねた折りに一度だけ立ち寄ったことがある。その時はヘリングが展開するポップショップに“あざとさ”のようなものを感じてしまい、個々の商品には関心を持てなかったのだが、ポップ・ショップ・東京のロゴをあしらったデザインのティーシャツには好感が持てた。記念にと思い値段を尋ねると、最後の一枚というような話で、思いのほか高かったので、買うのを諦めた。

東京店にもニューヨーク店と同じように、ティーシャツやビニールバッグと同じイメージがプリントされた、購入した商品を入れる紙袋が用意されていたようで、これはそのティーシャツを入れるのに使われたサイズのものである。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Paper bag
●サイズ:370x302mm
●技法:Silkscreen
●発行:Pop Shop Tokyo
●制作年:1987

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ヘリングの版上サイン

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東京店で販売されていたビニールバッグ。



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by galleria-iska | 2013-10-19 12:35 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2013年 09月 02日

キース・へリングのポスター「Lucky Strike Poster」(1987)

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キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)が1987年にブリティッシュ・アメリカン・タバコ《the British American Tobacco(BAT)》のブランドのひとつであるラッキー・ストライクをモチーフに制作した5点の連作版画「Lucky Strike」から3点のイメージをポスターに転用したもの。小品の版画作品(297x210mm)と比べ三倍以上のサイズで作られたポスターはなかなか見ごたえのあるものとなっており、ヘリングが1983年にデザインした第17回モントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux 1983 17ème Festival de Jazz)の公式ポスター(1000x700mm)と同じく、印刷はスイスはベルンにあるシルクスクリーン工房、アルビン・ウルドリー(Albin Uldry, Bern)で行なわれている。後年、オフセット・リトグラフによるリプリントが同じフォーマットで作られているが、正規のものかどうかは定かではない。

へリングはこの年、東京多摩市にある複合文化施設“パルテノン多摩(Parthenon Tama)”の開館記念企画の際に来館し、多摩市の子供たち440名とともに行なったワークショップで、オブジェ・ツリーと「平和」と「ぼくのまち」という8点の壁画を制作している。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●種類:Poster
●サイズ:1000x700mm
●技法:Silkscreen
●印刷:Albin Uldry, Bern, Swizerland
●発行:Lucky Strike B.A.T. Hamburg
●制作年:1987

シート左下の余白には、3点共通で、次のような記載がある:
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2013年9月23日追記:
ポスターを印刷したシルクスクリーン工房、アルビン・ウルドリーに問い合わせたところ、オフセット・リトグラフによるリプリントの可能性は否定できないとの回答を得た。同工房では1989年を最後にリプリントは行なっておらず、また同じく3点連作の第17回モントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux Jazz Festival 1983)の公式ポスターについては、2012年にリプリントを行なったとのことであった。

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by galleria-iska | 2013-09-02 19:48 | キース・へリング関係 | Comments(0)
2013年 08月 26日

キース・へリングのビニールバッグ「Pop Shop Plastic Bag」(1985)

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あと一週間足らずで八月も終わりとなる。今年もエアコンなしで何とか乗り切れそうなところまで来た。最高気温が37°や38°の日が続くと、30°が涼しく感じてしまうのだから不思議である。今日は終日雨模様で、だらだらと汗をかくことも無く、パソコンの熱も気にならないので、久し振りにブログを更新しようと思う。とは言え、紙物は危険なので、濡れてもいい(?)ビニールバッグを取り上げる。キース・ヘリング(Keith Haring, 1958-1990)がポップ・ショップで販売していたポップ・ショップのロゴ入りのビニールバッグは6種類あることは前にも書いたが、探していた青緑色の背景のものが手に入ったからである。残りはオレンジ色の背景のものだけとなった。6点揃ったら額装してみようかと思うが、そのままだと片面しか見れないので、アクリルガラスで挟む方法が良いかもしれない。魚の開きのように左右片方の端を切り開いて広げる方法や裏表を切り離す方法も可能だが、要はグラフィックアートとして見るか、マルティプルアートとして見るかだ。自分としてはグラフックな魅力の方が勝っていると思っているので、版画作品のように額装するのが合っているように思う。ただ、絶滅危惧種、いや稀少品になりつつある現状を考えると、原型のまま残しておいた方が良いのかもしれない。

●作家:Keith Haring(1958-1990)
●題名:Pop Shop Plastic bag
●サイズ:484x425mm
●技法:Silkscreen
●製造:PAK 2000, New Hampshire
●制作年:1985
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by galleria-iska | 2013-08-26 18:22 | キース・へリング関係 | Comments(0)