ガレリア・イスカ通信

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カテゴリ:案内状/招待状関係( 75 )


2010年 10月 18日

ルイーズ・ブルジョア展の招待状「Robert Miller Gallery」(1984)

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ルイーズ・ブルジョワのロバート・ミラー画廊(Robert Miller Gallery)での第二回目の個展「Louise Bourgeois: Sculpture」のオープニングへの招待状。使われたのは1984年制作の彫刻「Nature Study」で、正面と背後から撮影した写真を用いている。

●作家:Louise Bourgeois(1911-2010)
●種類:Invitation
●サイズ:228x165mm(228x330mm)
●技法:Offset
●発行:Robert Miller Gallery, New York

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by galleria-iska | 2010-10-18 17:00 | 案内状/招待状関係 | Comments(0)
2010年 10月 18日

ルイーズ・ブルジョア展の招待状「Robert Miller Gallery」(1982)

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ニューヨークの5番街にあるロバート・ミラー画廊での記念すべき第一回目の個展「Louise Bourgeois: Recent Sculpture」のオープニングへの招待状。日時は、1982年11月23日、木曜日、午後5時から7時。展覧会に合わせて図録が刊行されている。

「Bourgeois Truth」 with an essay by Robert Pincus-Witten, Robert Miller Gallery, 1982. 4to. 41pp. 8 colour plates incl. frontis. & 20 full-page b&w illus. wrs. Limited edition of 2000 copies.

この展覧会より半月ぐらい前にニューヨーク近代美術館(通称:MoMA)で回顧展が始まっている。会期は、1982年11月6日から1983年2月8日。こちらも展覧会に合わせて図録が刊行されている

「Louise Bourgeois」by Wye, Deborah, The Museum of Modern Art, New York, 1982. 4to. Oblong 4to. 123pp. 188 b&w illus.

●作家:Louise Bourgeois(1911-2010)
●種類:Invitation
●サイズ:107x152mm
●発行:Robert Miller Gallery, New York
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by galleria-iska | 2010-10-18 16:35 | 案内状/招待状関係 | Comments(0)
2010年 10月 17日

ルイーズ・ブルジョア展の招待状「Robert Miller Gallery」(1991)

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彫刻家のルイーズ・ブルジョワというと、1982年にロバート・メイプルソープが撮影した肖像写真が鮮烈な印象を残している。1911年生まれのブルジョワはそのとき71才ぐらいなのだが、自作の一抱えもありそうなブロンズ製のペニスを小脇に抱え、亀頭部分を親指と人差し指で摘まみ、まるで敵軍の大将の首でも取ったかのように、笑みを浮かべ立っている。このペニスを手に入れるという行為は、俗にいう『男根羨望』によって引き起こされるエレクトラコンプレックスの顕れと見るには年齢が行き過ぎているが、擬似的であるせよ、自分の手でペニスを生成させ手に持つという行為によって、エレクトラコンプレックスの対象である父親を乗り越えようとしたのではないか、と見て取れなくもない。というよりも、そのような内的要因を手掛かりにし創作行為に結びつけていくやり方は、ソフィー・カルのそれと重なるところがあるが、女性というものが常に自己の記憶と経験を、過去と現在との時間的・空間的隔たりを超えてかさね合わせ、新たな自己形成、自己増殖を続ける存在であることを知らされる。
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                   Robert Mapplethorpe 「Louise Bourgeois」(1982)

『男根羨望(phallic envy)』というのは、自分の身体にペニスが無いと気づいた女児が、男性優位社会における権力や指導力のメタファーである『ペニス』に羨望や劣等感、反感を覚えるというものらしく、この男根羨望の概念・発想は、ジグムント・フロイトが生きていた19世紀ヨーロッパの『男性中心主義(男権社会における男尊女卑的な風潮)』の影響をかなり受けているのだそうだ。

ロバート・ミラー画廊(Robert Miller Gallery)での7度目となる個展に出品・展示された作品「Ventouse(仏語:吸い玉)は、1990年(招待状には1991年と表記)に制作された大理石とコップと大理石に埋め込まれた電球による彫刻。最近では、2007年から2008年かけてポンピドー・センター、テイト・モダン、グッゲンハイム、MoCAを巡回したブルジョワの回顧展「Louise Bourgeois Retrospective」に出品されている。彫刻の写真は、ブルジョワや、ニューヨークで活躍するアーティストやミュージシャンの肖像写真を撮っているピーター・べラミー(Peter Bellamy)が撮影し、それをシルクスクリーンで印刷している。ブルジョワのロバート・ミラー画廊での展覧会は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で回顧展が開催され評判を呼んだ1982年の「Louise Bourgeois: Recent Sculpture」に始まり、1997年の「Louise Bourgeois: Hamlet Phelia」まで続く。

テート・モダンの作品紹介によると、「Ventouse」は、ブルジョワの創作活動における二つの異なる段階を繋ぐ彫刻で、伝統的な彫刻技法と彼女がノミの市で見つけた“吸玉放血法壜”とか“吸い玉”と呼ばれるものとよく似たガラス壜という“発見された物”を用いる現代的なやり方を結合させている。ブルジョワはその吸い玉を片方の大理石の塊に組み込み、“かさね”と名づけられた大理石の彫刻の中の球状の突出部を反響させてみせる。これはブルジョワが1990年代を通じて創造した野心的なインスタレーションにおいて更なる発展を遂げることになる重要な手法であった、とある。

●作家:Louise Bourgeois(1911-2010)
●種類:Invitation
●サイズ:231x183mm(231x367mm)
●技法:Silkscreen
●発行:Robert Miller Gallery
●写真:Peter Bellamy
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                    表紙
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                    裏表紙
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by galleria-iska | 2010-10-17 23:30 | 案内状/招待状関係 | Comments(0)
2010年 10月 14日

ポール・デルボー展の招待状「Galerie Le Bateau Lavoir」(1969)

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1969年にバトー・ラヴォワール画廊(Galerie Le Bateau Lavoir)で行なわれたポール・デルボーのデッサンと版画の展覧会のヴェルニサージュへの招待状。表紙に使われたデッサンはその年の5月に描かれたもの。題名は差し詰め「Jeune femme aux deux colliers」といったところか。

●作家:Paul Delvaux(1897-1994)
●種類:Invitation(Carton d'invitation)
●サイズ:131x107mm(131x214mm)
●技法:Lithograph
●紙質:Arches
●発行:Galerie Le Bateau Lavoir, Paris
●制作年:1969
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by galleria-iska | 2010-10-14 17:32 | 案内状/招待状関係 | Comments(0)
2010年 10月 14日

ポール・デルボー展の招待状「Bateau Lavoir」(1982)

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1955年にパリ6区のセーヌ通りに画廊Galerie Le Bateau Lavoirを開いたミラ・ヤコブ女史は、1960年代中葉からベルギーのシュルレアリスム画家ポール・デルボー(Paul Delvaux 1897-1994)の版元として、デルボーの大半のリトグラフとエッチングを出版、また版画のカタログ・レゾネも執筆している。デルボー以外にも、数多くのシュルレアリスムの作家の作品を扱い、また19世紀の画家オディロン・ルドンやジェームズ・アンソールの充実した版画展も開催している。ただ展覧会の会期中以外は開店休業中のことが多かったらしく、知り合いの画商は一度も中に入ったことが無い、と言っていた。セーヌ通りにあった画廊を訪れたのは一度きりだが、ポール・ヴンダーリッヒの絵画展が終了したばかりの画廊は人気も無く、画廊のコレクションとなった作品を拝見した後、画廊が出版したデルボーの展覧会図録「Cahier Paul Delvaux:no.1~3」と1966年に行なわれた「初期リトグラフ展」の限定250部のリトポスターなどを見せてもらう。版画用のアルシュ紙に印刷された図録の表紙はオリジナル・リトグラフで、食指が動いたが、500フランという言葉に敢え無く撃沈。安い昼食代で買えるヴンダーリッヒのリトポスター数枚とオリジナルは手が出ないルドンのリトポスターを一枚購入し画廊を後にした。因みにヴンダーリッヒのポスターには別刷りの版画ヴァージョンがあり、1800フラン(約45000円)だった。

バトー・ラヴォワール画廊が自らが版元となって出版したデルボー版画を紹介する展覧会は、少なくとも三回行なわれており、その都度デルボーのデッサンをもとにしたリト刷りの招待状が作られた。これは1982年に開催された「版画展」の際に作られたヴェルニサージュへの招待状で、耳を残したアルシュ紙に刷られているため、版画を手にしたような気分にさせてくれる。オリジナルは墨で描いたデッサン「Jeune Femme au Noeud Papillon(蝶結びのリボン付けた娘)で、デルボー夫妻からヤコブ女史に贈られ、展覧会の図録の表紙にも使われている。このデッサンは、ヤコブ女史が亡くなった後、2004年にサザビーズがパリのドルオーで行なったミラ・ヤコブ女史のコレクションの売り立て「Collection Mira Jacob Galerie Le Bateau-Lavoir」に、他の7点のデッサンとともにセットで出品され、エスティメイト2000~3000ユーロのところ、30000ユーロ(手数料込み)で落札されている。

●作家:Paul Delvaux(1897-1994)
●種類:Invitation(Carton d'Invitation)
●サイズ:150x107mm(150x214mm)
●技法:Lithograph
●紙質:Arches
●発行:Galerie Le Bateau Lavoir, Paris
●制作年:1982
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サザビーズのカタログ図版:「Jeune femme au nœud papillon」、180x130mm、年記(1974)と献辞(A Mira, Tam et Paul)
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by galleria-iska | 2010-10-14 16:13 | 案内状/招待状関係 | Comments(0)